ゴンタ

多種の慢性病

ゴンタは13歳になるミニチュア・イングリッシュ・ブルテリアです。2ヶ月の頃から私達家族の一員ですが、1歳を過ぎた頃から、色々な健康の問題があることが表面化してきました。両後ろ足の関節異常からくる全身の関節炎、不整脈を伴う心臓肥大、沢山のアレルギー、慢性的な皮膚炎、急性胃腸炎により、救命救急センターにお世話になることもしばしばありました。これらの健康問題は3歳になる頃までに発症したもので、それまでも、とても良いホリスティックケアをしてくれる獣医さんに診察していただいてました。

ゴンタが8歳の3月、健康診断にて両後ろ足のリンパ節がはれているのが見つかりました。色々な検査をしましたが、原因は特定されず、手術でリンパ節を摘出することを勧められました。 しかし、身体が弱いゴンタに全身麻酔の手術を受けさせることに同意することが出来ずに、何か他のアプローチが出来ないかと思っていたところ、友人に東洋獣医学を専門とするカオリ先生を紹介していただきました。

ゴンタはこれまでも鍼治療を受けた経験がありましたが、東洋医学的の診察はとても興味深いものでした。問診にとても長い時間を費やし、聴診器などの器具を使うこともなく、目で見て、指で触れることで、診断を下してくださいました。東洋医学的に言うゴンタへの診断は「陽の欠乏」「粘液の流れが滞っている」などという、変わった診断で、少々理解に苦しみました。しかしカオリ先生による鍼治療、お灸、漢方薬治療、そして食事療法についてのアドバイスをいただき、体調改善の為の手作り食の食材リスト、家でできるマッサージやツボ押しなどを教わり、家でも東洋医学にもとづいたメンテナンスを日々行うこととなりました。

日々のメンテナンス、食事の改善に取り組み、2週間を過ぎた頃でしょうか、ゴンタの全身状態が良い方向に向かっているのが感じ取れました。ゴンタの症状は慢性的な症状がほとんどですので、劇的な改善は望めませんが、メンテナンス、食事療法、漢方薬を続けることで明らかに元気に、そして楽しそうに生活していることが感じ取れました。

今ではゴンタも13歳と歳を重ね、ゆっくりとリラックスした日々を送ることが多くなりました。小さい頃から病気のデパートのように健康状態があまり良くなかったゴンタが、ここまで長生きできているのには、飼い主の私も驚いており、友人達も皆驚いています。今も調子が悪くなると、色々な問題が起きますが、カオリ先生が診てくださるおかげで、ゴンタには辛い思いをさせずに、楽しく老齢期を過ごしております。

-Yukiko Gold Coast 在住

Deana Ward

I build sites that are smart, strategic, and simple. And I’m a copywriter who understands the best ways to connect with humans and please Google. My project process has been honed over the past ten years, creating a stress-free client experience.

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